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知って得する家計節約術

Vol.4 夏休みの食費を節約!?

すぐにできる3つの工夫

小澤 美奈子

文責:小澤 美奈子

日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー。神奈川県FP協同組合所属。
母親向け講座や相談等の経験を活かし金融機関や母親向けサイトなど執筆実績多数。かつて損害保険会社および住宅メーカーに従事し、主に家計管理、保険、住宅ローン等を得意とする。趣味はカメラ・バレエ・料理。2児の母。

※当記事は2015年5月29日現在の情報を元に上記ライターによって執筆されたものです。

夏休みが始まり、旅行や帰省など楽しいことを思い浮かべるとワクワクしますよね。でも同時に子どもが毎日いる生活には、お昼ご飯などの食費の増加に頭を悩ませる家庭も多いと思います。

食費といえばその家のこだわりや節約度によっての違いはありますが、よその家庭ではどの位使っているのか気になるところです。そこで4人家族の一般的な家庭で1ヵ月にどれくらい食費を使っているのかを世帯主の年齢別で確認してみました。

世帯主年齢 25〜29 30〜34 35〜39 40〜44 45〜49
食費 54,053円 56,661円 63,787円 73,269円 84,789円

総務省 家計調査「H26年 4人世帯(有業者1人)世帯主の年齢階級別1世帯当たり1ヵ月間の収入と支出」より

※有業者とは、普段収入を得る目的で仕事をしている人を指します。

ご自身の家庭の食費と比べていかがでしょうか。食べ盛りの子どもを抱えている家庭では当然食費も上がってくるものですが、本記事では夏休みの食費増加に頭を悩ませる家庭のために、上手に節約できる3つの工夫について紹介したいと思います。

1.眠っている食品を整理して節約

自宅での食品の保管場所と言えばまずは冷蔵庫でしょうか。その冷蔵庫の中に期限切れの食材や食べ残しのお惣菜などたくさん眠っていませんか? 冷蔵庫は常にドアが閉まっているため、意識をしていないとつい物置化してしまうものです。一般財団法人省エネルギーセンターによると、詰め込みすぎた冷蔵庫を半分の量にすることで年間960円の節約になります。チリも積もれば山となる、このようなちょっとした金額も積み重ねると大きな無駄になります。夏の食費増加前に冷蔵庫を整理して中をスッキリさせましょう。

※冷蔵庫の使い方による電気代の比較は当コラムVol.3でも紹介しています。

同時に冷蔵庫以外の食品庫も確認してみましょう。乾物、缶詰、レトルトカレーなど、安いからとスーパーでたくさん買い込むのはいいですが、結局捨てる羽目になってしまうこともよくあるものです。買い過ぎた食品は処分するか、まだ賞味期限が来ていないものは食べてしまいましょう。そして大切なのは、買い溜めはほどほどにすることで、結果的に食費の節約につながることも覚えてください。

毎日の小さな心掛けが大きな節約への第一歩になります。

2.料理は一度にたくさん作って節約

みなさんは毎日ごはんを手作りする習慣をお持ちでしょうか。忙しい世の中ですので、毎日はできないという方もいるかもしれません。特に仕事をしながら家事もこなしている方や、子育てで忙しくて凝った料理を作っている暇がないなどという方は、買ったお惣菜で済ましてしまうということもあるのではないでしょうか。

でも買ったお惣菜は味付けが濃い上に意外に添加物も入っていて、値段も高くついてしまうものです。特に食費が上がりがちな夏休みは、買ってばかりいると出費がかさんでしまいます。そこでこれからは、時間がない時でもできる手作りのコツを取り入れて、できる限り手作りを心掛けてみてはいかがでしょうか。手作りすることのメリットは何といっても節約できるうえに健康にも良いということでしょう。

では早速そのコツを紹介します。毎回作るのは面倒、時間がないという方は、時間に余裕のある時にたくさん作って「作り置き」「冷凍保存」を活用してみてください。「作り置き」と言うとあまり聞こえはよくないものですが、ここでの意味は「一度の料理でたくさん作り、上手に保存し次の料理に活かしていく」ということです。食材の買い物はまとめ買いを基本とし、作る時もいっぺんにたくさん。お買い物では小分けされている野菜より、丸ごと買った方が安く済みますし、光熱費もちょこちょこ使ったりするよりずっと無駄が少なくなります。

では食品を無駄にせず次のレシピに活かしていくための、ちょっとしたポイントを4つご紹介します。

  1. 旬の野菜を使ってソースやタレにしておくと大変便利です。季節の野菜は価格もお手頃で栄養価も豊富なもの。トマトが安ければ大量に買ってにんにく・オイルとともにソースを作り、小分けにして保存しておけば、その日の気分でパスタにしたり、肉や魚に和えたりと用途が多彩です。
  2. ひじきや切り干し大根などの乾物も安い上に応用が利く食材です。ひじきの煮物などを大量に作りこれも小分けにして保存しておけば、酢飯と和えてちらしずしにしたり、パスタに混ぜてもよく合います。
  3. スープなどの汁物は毎回食事の度に作るのではなく、2〜3日分多めに作り冷蔵庫で保存し、都度お鍋で温め直せば手間が少なくなります。
  4. 毎日同じ料理では飽きてしまうという場合は、「リメイク」がおすすめです。例えばカレーをカレーうどんにしたり、カレーグラタンにしたりと、少し工夫すると別の料理になります。このように簡単にできるリメイクレシピはインターネットでもたくさん紹介されていますので活用してみてはいかがでしょうか。

ただし夏は食品が傷みやすく結局捨てる羽目になっては元も子もありません。そこで保存方法としておすすめなのは冷凍庫の活用です。入れる際はよく冷ましてから入れましょう。冷凍庫は冷蔵庫とは違い、ぎっしり入っている方が互いに保冷の役割を果たし冷凍効果が高まります

3.時にはご褒美も必要

節約したい一心で切り詰めてばかりいると、精神的によくありません。ただでさえ普段幼稚園や学校に行っている子どもが毎日家にいる生活で、時にはイライラもたまったりするものです。そのような時、たまのご褒美と称して週に1〜2回程度外食や買ったもので息抜きすることも大切です。

ただし、そこで散財してしまっては普段の頑張りが水の泡になってしまいますので、そこでも食費をおさえるために、例えば値段設定が比較的低めで子連れでも利用しやすいフードコートを利用するなど、少し気を付けてみてはいかがでしょうか。またお弁当を買えば外食よりも安く済みますが、水辺や緑の多い公園などの涼しい場所を見つけて外で食べると、いつもと違って気分転換にもなるでしょう。

今回は夏休みを乗り切るために楽しく節約する方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。長い夏休み、家族みんなで楽しく過ごしていきたいものですね。

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