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このページは、目次の中の資料編の中の石油産業年表の中の1912年~1925年のページです。

第一次世界大戦勃発、列強による石油資源獲得競争

日本 世界
1912年     1月 中華民国成立
3月 日本石油、新式ロータリー削井機輸入    
9月 久原鉱業(株)(日本産業の前身)設立    
10月 日本石油、北海道軽川に製油所稼働 10月 トルコ石油会社設立(イラクの石油利権獲得)
    ダーシーのアバダン製油所完成
1913年 ロータリー削井機輸入の結果、新潟県西山、新津方面大発展し、油界再び活況    
1914年 5月 日本石油、秋田県黒川油田ロータリー式5号井大噴油 5月 英国海軍省、アングロ・ペルシャンに出資(52.55%)
    7月 第一次世界大戦勃発(1918年11月終結)
8月 日本石油、本社を東京に移転    
11月 日本石油、直江津製油所製蝋装置稼働    
1915年 10月 日本石油秋田製油所、ロシア式連続蒸留装置を採用 英国で世界初の石油専焼艦「クィーン・エリザベス」完成
海軍初の重油専焼の駆逐艦「浦風」を英国から輸入 カリフォルニア・シェル石油会社設立
    ペルシャに日産4万バレルの巨井出現
1916年 7月 日本石油、柏崎に化学研究所を設置 メキシコ、セロ・アズル油田開発(巨井出現)
秋田石油鉱業(株)、大日本石油鉱業(株)、出羽石油(株)、帝国石油(株)各社設立    
1917年 3月 日本石油大面4号井大噴油、新潟県空前の巨井    
    6月 スマトラに大噴油井出現
9月 農商務省、全国油田調査5ヵ年計画開始    
10月 日本石油、殉職者追悼之碑を新潟県弥彦神社域内新公園に建立    
    11月 ソビエト政権成立(ロシア10月革命)
    テキサス油田に大噴油井続出
    ベネズエラ、ボリバール・コースタル油田発見
1918年 6月 海軍省、台湾の試掘を日本石油と宝田石油に委託(日本石油は1919年1月に、宝田石油は1918年12月に各試掘開始) テキサス油田盛況
わが国初の重力偏差計測定法、新津油田に試行 シェル、ベネズエラの石油開発に着手
1919年 1月 日本石油、柏崎製油所の分解蒸留装置稼働    
2月 日本石油、初のガソリンスタンド(ビジブル式)を東京・神田鎌倉河岸に完成    
    3月 アメリカ石油協会(API)、ニューヨークに設立
4月 愛国石油合資会社設立    
5月 北樺太油田開発のため北辰会を組織    
    7月 米国オレゴン州でガソリン税創設
8月 高津商会設立(1920年に日本漁網船具へ改称)    
龍野製作所、日本初のガソリン計量機製作 石油化学工業、米国で始まる
1920年 1月 蘭領東インド油田調査団出発(6月帰国) 1月 国際連盟発足
新潟鉄工所蒲田工場でディーゼル機関製造開始 4月 英仏間にサンレモ協定成立、米国との石油資源争奪戦激化
1921年 4月 海軍燃料廠令施行(徳山の海軍煉炭製造所を改称拡大)    
6月 農商務・大蔵・外務・陸軍・海軍各省と国勢院、石油政策に関する調査会開催 6月 米国カリフォルニア州ロング・ビーチで大油田発見
7月 日本石油編『石油便覧』石油時報社から初刊行    
10月 日本石油・宝田石油両社対等合併し、新た日本石油(株)として発足    
11月 新潟県下の鉱業・精製業者で(株)石油共同販売所を設立    
小倉石油店、外油輸入を開始 12月 ゼネラル・モーターズ社、四エチル鉛のアンチノック性を発見
    米国オクラホマ州で地震探鉱法による石油探鉱を実施
    ベネズエラの産油激増
    蘭領インド石油会社(NIAM)設立
1922年 1月 小倉石油店、横浜に原油貯油所完成 1月 アメリカン・オイル社(アモコ:Amoco)設立
6月 燃料協会設立(燃料懇話会解散)    
7月 日本石油、本社ビル(有楽館)完成    
    8月 ガルフ・オイル・コーポレーション・オブ・ペンシルベニア設立
    8月 在米シェル系諸会社と米国デラウェア州のユニオン会社合同しシェル・ユニオン設立
12月 日本石油、直江津製油所を廃止、新潟・秋田両製油所を拡張 12月 ソビエト社会主義共和国連邦成立
1923年 2月 三井物産、ゼネラル(米)と石油の一手販売を契約    
4月 石油消費税廃止    
5月 日本石油、新潟県下3製油所で輸入原油の精製開始    
5月 北辰会、北樺太オハ油田試掘に成功    
9月 関東大震災発生    
12月 三菱商事、米アソシェーテッド石油と原油・重油の一手販売を契約    
政府、南樺太本斗油田試掘に着手    
1924年 2月 日本重油(株)設立    
    3月 フランス石油(CFP)設立(1931年政府35%出資)
4月 日本石油、米ワーレン・ブラザーズ社の舗装技術特許ワービット工法の実施権を取得    
6月 日本石油、鶴見製油所完成、ダブス式分解蒸留装置稼働    
7月 ライジングサン、イギリスから初めてタンクローリーを輸入    
1925年 4月 小倉石油店、小倉石油(株)に改組    
12月 北サガレン石油企業組合結成し、ソ連と北樺太石油開発利権契約調印 12月 メキシコ、産油制限令公布
    トルコ石油、イラク政府と75年間の租借協約成立

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