機能材

色揚げ材:アスタキサンチン

アスタキサンチンは、サケ・マスの魚肉、マダイ・オキアミ・エビの表皮等に含まれる赤色系色素(カロテノイドの1種)で、主に養殖サケ・マス、鶏卵黄の色揚げ剤として用いられています。また、強い抗酸化作用を持つことが知られており、近年では健康食品や化粧品の素材としても注目を集めています。
当社では、発酵技術を用いて天然アスタキサンチンを製造することに成功しました。現在は、魚肉・魚表皮の色調改善を目的とした水産用の天然色素として、アスタキサンチンを含有する「Panaferd-AX(パナファード-AX)」を、鶏卵の色調改善を目的とした鶏卵用アスタキサンチンとして、「Panaferd-P(パナファード-P)」を販売しています。

水産用アスタキサンチン
「Panaferd-AX」

写真1 「Panaferd-AX」

水産用のアスタキサンチン「Panaferd-AX」はアスタキサンチンを蓄積する菌体を乾燥して得られる粉末で、約2%のアスタキサンチンを含んでいます(写真1)。

写真2 「Panaferd-AX」を与えた養殖サケ

「Panaferd-AX」をアトランティック・サーモン、ニジマス(別名サーモントラウト)、ギンザケ等に与えると、鮮やかな色揚げ効果が得られます(写真2)。

写真3 「Panaferd-AX」と化学合成品でのマダイ色揚げ効果の比較

また、マダイに「Panaferd-AX」を与えると、化学合成品を使用した場合と比べて、天然マダイに近い自然な色調に色揚げできます(写真3)。

「Panaferd-AX」は、発酵生産技術を利用した天然アスタキサンチンであり、化学合成アスタキサンチンの使用が認められていないオーガニック認証食品の飼料としても用いられるなど、世界各国で広く使用されています。

鶏卵用アスタキサンチン
「Panaferd-P」

写真4 「Panaferd-P」

「Panaferd-P」は、鶏卵用の天然アスタキサンチンで、国内を中心に販売しています(写真4)。

写真5 「Panaferd-P」給餌の有無による鶏卵の比較

当社アスタキサンチンを与えた鶏の卵は、効果的に色揚げされ、卵としての市場価値を高めます(写真5)。

図1 「Panaferd-P」とパプリカの給餌量と鶏卵カラーファン値の相関

また、「Panaferd-P」は現在一般的に使用されている色素であるパプリカと比較すると、同等以上の色揚げ効果を示しました(図1)。

  • 当社配合飼料使用

製品の安定性

当社製品は保存安定性にも優れています。水産用アスタキサンチン「Panaferd-AX」は、3年間、温度25℃、湿度60%の条件下で保存した後でも、アスタキサンチンの含有量がほとんど低下しません(図2)。また、「Panaferd-AX」および「Panaferd-P」は、エトキシキン等の酸化防止剤を一切含んでいません。

図2 「Panaferd-AX」の保存安定性試験

当社アスタキサンチンの特長

  • 当社独自の発酵技術を利用した天然アスタキサンチン
  • 自然に近い鮮やかな色揚げを実現
  • 製品の保存安定性に優れる

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(総代理店)JX ANCI株式会社 企画部 発酵色素グループ

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