川崎製油所

日本最大級の規模を誇る、首都圏を背景にした石油・化学一体工場

川崎製油所は、陸上並びに海上輸送の便に恵まれ、大消費地である首都圏を背後に控えた川崎市臨海コンビナート内に位置しています。我が国最大級の石油精製能力を持つ製油所で、日本最大の流動接触分解装置(FCC)、日本唯一の重質油脱硫分解装置(H-Oil)を有しています。石油精製プラントと石油化学プラントは、製品の相互融通、設備の共用、組織の統合により一体運営され、効率の高い生産体制を実現しています。

お知らせ

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所長挨拶

ENEOS川崎製油所の運営につきまして、平素はより格別のご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

当所は、日本石油化学川崎工場(1957年操業開始)、日網石油精製川崎製油所(1960年操業開始)、ゼネラル石油川崎製油所(1960年操業開始)、東亜燃料工業・東燃石油化学川崎工場(1962年操業開始)を母体として何度かの統合を経てつくられた石油精製・石油化学の一体事業所です。約60年間、川崎の地にあって、操業を継続して参りました。

石油精製ではガソリン、灯油、ジェット燃料、および軽油等のお客さまへの製品供給の拠点となっております。また、当社のエチレン製造設備を中心とした石油化学コンビナートが形成されており、パイプライン等を用いて近隣企業の皆様に原料を送りいたしております。そしてこの石油精製と石油化学が一体運営し効率的な操業を行っています。当社における将来に向けた成長戦略の重要な生産拠点として、「安全」と「法令遵守」を最優先に地域の皆様とともに発展していけるよう一層努力して参る所存です。今後ともご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

川崎製油所長 加藤 英治