堺製油所

環境への取り組み

環境方針

堺製油所の環境方針

当社「グループ環境方針」のもと、「持続可能な社会の形成」を目指し、次のことを当所の方針として取り組みます。

  1. 1.環境関連法令に基づく業務の確実な遂行
  2. 2.環境マネジメントプログラムによる実効性向上と継続的改善
  3. 3.環境負荷の低減に向けた取り組みの推進

ISO14001の認証取得

国際規格の環境マネジメントシステム「ISO14001」認証を複数製油所・製造所と一括で取得しております。

<登録活動範囲>
石油製品と石油化学製品の製造

環境対策設備(省エネ対策)

徹底した熱集約システム

堺製油所は、1965年(昭和40年)に、当時としては画期的な完全熱集約型の製油所として完成しました。これは、すべての装置がパイプラインで直接つながれ原料を冷やすことなく次の工程に送って、完成品になった時に初めて製品を熱交換器で冷やしてタンクに貯蔵します。この結果、大幅な燃料の節約が図られています。

コ・ジェネレーション設備でエネルギーの有効利用

製油所で発生する副生ガスを利用してガスタービンを駆動し、堺製油所で必要な電力をすべてまかないます。ガスタービンを駆動した後の高温の排ガスは排熱ボイラーで熱を回収して、蒸気を発生させる熱電併給(コ・ジェネレーション)設備を設置し、エネルギーの有効活用が図られています。

環境負荷データ

(トン)

  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
大気 負荷量 NOx 372 308 353 334 350
SOx 122 45 32 31 31
ばいじん 11 8 13 17 15
水質 COD 13 16 15 19 16
PRTR 排出移動量合計 ベンゼン 1.3 1.2 1.6 3.8 3.8
トルエン 5.8 5.2 4.6 4.2 4.2
キシレン 4.0 3.8 4.3 4.4 4.3
廃棄物 発生量 6,263 7,559 3,913 4,905 4,282
最終処分量 58 28 9 3 3