ENEOSわくわく生き物学校 活動実績

活動の様子(2018年6月)

「ENEOSわくわく生き物学校」を開催しました!

ラムサール条約湿地内にある田結湿地

6月23日(土)~24日(日)、兵庫県豊岡市で、未来を担う子どもたちに湿地や生物多様性のしくみ、生き物などに対する正しい知識の習得と体験の場を提供する体験型環境学習プログラム「ENEOSわくわく生き物学校」を開催しました。
豊岡市の北東部に位置するラムサール条約湿地である田結(たい)湿地で、小学生と保護者11組22人が参加し、自然再生活動を中心とした1泊2日のプログラムを行いました。

この学校は、2009年度から実施しており、今回で10回目となります!

1日目(6月23日)

12:30 集合
13:00 コウノトリの郷公園見学 ・コウノトリと施設の見学(非公開ゾーンなど)
15:00 田結湿地の野外調査 ・みんなで一緒に湿地や川の生き物観察
17:30 ワークショップ ・<テーマ>地域の生き物を増やす方法
18:30 夕食 ・地元の食を堪能
20:00 田結湿地ナイトツアー ・ホタルとスナガニの探索ツアー

2日目(6月24日)

8:30 小さな自然再生活動 ・みんなで一緒に湿地の生き物を増やす作業
11:00 総合評価 ・活動の振り返り
12:30 解散

6月23日(1日目)

コウノトリの郷公園見学:コウノトリの観察

まずは、コウノトリ野生復帰の拠点施設であるコウノトリの郷公園で、飼育現場を見学。コウノトリを間近で観察し、飼育員さんから、コウノトリの生態や餌について説明を受けました。コウノトリが餌を食べる様子に、参加者の皆さんは、興味津々です。

コウノトリをバックに記念撮影

こんなに間近にコウノトリが!

田結湿地の野外調査:みんなで一緒に湿地や川の生き物観察

次は、翌日の自然再生活動の場である田結湿地での生き物調査です。
ウェーダー(胴長靴)を履いて、歩きなれない湿地の中、生き物を探し、モクズガニ、エビ、ヤゴ、カエルなどを見つけました。見つけた生き物を種類別に分けた後、先生から生き物に関する説明をうけました。
最後に、湿地の中を流れる田結川にカニカゴを仕掛けました。

アオダイショウも見つけました!
ニシンを餌に、田結川にカニカゴを仕掛けました。

ワークショップ:地域の生き物を増やす方法

生き物調査の後は、様々な生き物が暮らせる湿地づくりについて、皆で考えます。湿地上部にある貯留池から川へ水が漏れていたので、湿地の一部が乾燥し始めていました。「どうすれば湿地に水を戻せるか、たくさんの生き物のすみかを増やすことができるかな?」

ナイトツアー:ホタルとスナガニの探索

夜の海岸を走り回るスナガニや、湿地を乱舞するゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種のホタルを観察し、初夏の田結湿地を楽しみました。

スナガニ見つけた!

6月24日(2日目)

小さな自然再生活動:みんなで一緒に湿地の生き物を増やす作業

翌朝、昨日仕掛けたカニカゴを引き上げると、モクズガニやテナガエビがかかっていました。数カ所に仕掛けを行った結果、田結川の上流と河口付近では、仕掛けにかかる生き物が違うことを学びました。

いよいよ、「生き物がすみやすい場所」を作るための作業開始です。まずは、湿地上部にある貯留池から川へ水が漏れているところを修復し、湿地に水が行き渡るようにします。全員でこの作業に取り組みました。

作業前
作業後

次に、昨日グループごとに考えた作戦実行です。長い水路をつくるグループ、畔をつくってせき止めるグループ、穴を掘って新たな池をつくるグループ。全員でスコップとクワを手に、力を合わせて作業しました。豊岡市の前野副市長も、汗だくになって一緒に作業をしてくださいました。

達成感いっぱいの笑顔で記念撮影!

作業すること1時間、湿地に水が行き渡り始めました。

活動の振り返り

終わりに、2日間の活動を振り返りました。
各グループの作戦がうまくいったか、グループの代表者に発表してもらいました。
特に、湿地の水漏れの修復は、田結区の皆さんに喜んでいただけたようです。

参加者の皆さんから、「2日間楽しかった!」との声を聞くことができました。

1ヵ月後

作業の効果は?

みんなで水漏れ修理をした後、湿地にはたくさんの水が入るようになりました。
乾燥し始めていた湿地が潤っています!湿地に住む生き物も、きっと増えることでしょう。
なんと、数年前から田結湿地では見られなくなっていた絶滅危惧種のミズオオバコが、花を咲かせていました!

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