研究開発トピックス

2016年度

2017年3月

Journal of Power Sourcesにて研究成果を発表

発表概要 Journal of Power Sources(Elsevier)Vol.343にトルエン電解還元技術の研究成果について発表しました。
インパクト

当社では、再生可能エネルギーを利用して効率的にトルエンからメチルシクロヘキサン(有機ハイドライド)を製造する手法の検討を行っています。今回は、トルエンの電気化学的還元において還元電位を制御することにより、高効率かつ継続的にメチルシクロヘキサンに変換されることを報告しました。本成果は、有機ハイドライド製造の低コスト化につながる有用な知見となります。
発表題目:Electrochemical reduction of toluene to methylcyclohexane for use as an energy carrier

2017年2月

トライボロジー学会 シール研究会にて講演

発表概要 2017年2月10日に当社中央技術研究所で開催されたトライボロジー学会シール研究会にて潤滑油剤の技術動向に関して講演しました。
インパクト 自動車をはじめとする様々な機械システムに用いられるゴムシール材は、潤滑油剤の漏れを防ぐほか、円滑な摺動を支える重要な要素部品となっています。トライボロジー学会では、シール技術の向上を目的に、38年にわたりシール研究会が精力的な活動をしています。今回、当中央技術研究所において見学会と技術講演会が開催され、ゴムシール材メーカーや大学の先生をはじめ約20名の委員に来所いただきました。潤滑油剤の基礎的事項から最新の技術動向に関する講演を行いました。講演、見学会では活発な質疑応答があり、シール技術向上の一助となりました。
発表題目:潤滑油剤の技術動向

2017 HYDROGENIUS & 12CNER Tribology Symposium にて発表

発表概要 2017年2月 3日、九州大学伊都キャンパスでの2017 HYDROGENIUS & 12CNER Tribology Symposiumにて、“金属新生面によるグリースの分解挙動”に関する香川大学との共同研究成果について当社研究員が発表しました。
インパクト 自動車や産業機械システムには、機械要素として軸受が用いられています。機械の小型化・高性能化に伴い、軸受の運転環境は高速化、高温化など非常に厳しくなり、潤滑油剤の高性能化による軸受の長寿命化が急務となっています。当社は、半固体状グリースでの軸受長寿命化を目的に、設計パラメーターと水素脆化に伴う軸受寿命の関係や潤滑メカニズムを香川大学 若林研究室と共同で研究を進めてきました。軸受寿命を向上させる基材処方技術を基礎的に検討し、基盤研究の技術力の高さと環境対応に対する取り組みをアピールしました。
発表題目:Effect of Thickener Types and Additives on Grease Decomposition and Hydrogen Generation by Nascent Steel Surfaces

ENEOS Technical Reviewに掲載

発表概要 マイクロエマルション洗浄剤の開発に関する研究成果をENEOS Technical Review(第59巻 第1号 2017年2月)に掲載しました。
インパクト 工業用洗浄剤は、自動車、機械、精密機器等の工業分野において、部品や本体の表面に付着した汚れを落とす洗浄工程で使用されます。部品には様々な汚れが付着しますので、汚れの成分に応じて洗浄剤を使い分けていますが、様々な汚れが複合的に付着した部品に対して有効な洗浄剤はありませんでした。そこで、多種多様な複合汚れを洗浄できるマイクロエマルション洗浄剤「NSクリーンMタイプ」を開発しました。NSクリーンMタイプは、ユニークな構造と優れた洗浄性能を有しており、幅広い洗浄用途への適用が期待されます。
発表題目:マイクロエマルション洗浄剤の構造と洗浄性能

2017年1月

生産開発科学研究所創立70周年記念シンポジウムにて講演

発表概要 2017年1月27日に芝蘭会館別館(京都)で開催された生産開発科学研究所創立70周年記念シンポジウムにてカロテノイドに関する講演を行いました。
インパクト アスタキサンチンはカロテノイドの一つですが、商業化されているアスタキサンチンには、微生物由来のものや化学合成で作られたものなどがあります。当社ではアスタキサンチンを生産する微生物を用い、主にサケや鶏卵の色調調整に利用される飼料用アスタキサンチンを販売しています。養殖や畜産においてカロテノイドは最終商品の品質を決める重要な要素の一つです。本講演では、各カロテノイドの特徴、用途などについて解説を行い、天然物由来のカロテノイドによる自然な色調や優れた抗酸化効果について紹介しました。
発表題目:アニマルニュートリションとしてのカロテノイド

ペトロテック(第40巻2月号)に掲載

発表概要 ペトロテック第40巻2月号(2017年)にて「石油製品試験分析の基礎」シリーズの第1回として、ガソリンの実用性能や品質にかかわる試験方法について紹介しました。
インパクト 自動車用ガソリンには、アンチノック性、車両運転性、酸価安定性など、多くの実用性能が要求されており、それらにかかわる要求品質は、「揮発油等の品質の確保等に関する法律」(品質確保法)に定められています。本稿では、ガソリンの品質にかかわる主要な試験項目として、オクタン価、密度、蒸留性状、蒸気圧、実在ガム、ガソリン組成について取り上げ、測定の意義、測定方法について紹介し、これらの試験を正確に行うことで、製品ガソリンの品質管理に資することの重要性を示しました。
発表題目:自動車用ガソリンの品質試験方法

Microporous and Mesoporous Materials (Vol.242)に掲載

発表概要 選択的パラキシレン合成触媒についての論文を掲載しました。
インパクト 鳥取大学片田研究室との共同研究において、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によってケイ素処理したZSM-5ゼオライトを用いた、トルエン不均化反応による選択的パラキシレン合成ついて検討を行いました。高いパラ選択性を得るには、成型した後にCVD処理することが重要であることを明らかにし、最適化した条件により、トルエン転化率10%においてキシレン異性体中のパラキシレン選択率が99.7%となることを見出しました。
発表題目:Shape selectivity in toluene disproportionation into para-xylene generated by chemical vapor deposition of tetramethoxysilane on MFI zeolite catalyst

2016年12月

第22回流動化・粒子プロセッシングシンポジウムにて受賞講演

発表概要 2016年12月8~9日に、東京大学生産技術研究所にて開催された第22回流動化・粒子プロセッシングシンポジウムにて、弊社で開発中のFCAプロセスに関する受賞講演を行いました。
インパクト FCA(Fluid Catalytic Aromaforming; 流動接触芳香族製造)プロセスは、分解軽油とよばれる低品位留分から、ベンゼン・トルエン・キシレンなどの石油化学品を製造する新規プロセスです。本技術開発の成果が高く評価され、(公社)化学工学会 粒子・流体プロセス部会 流動層分科会において第22回流動化・粒子プロセッシングシンポジウム賞(技術部門)を受賞いたしました。受賞講演では、FCAプロセス開発にあたってのコンセプトや開発成果を発表しました。
発表題目:FCAプロセスの開発

石油学会2016石油製品討論会にて発表

発表概要 2016年12月 8日、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された石油学会2016石油製品討論会にて、油試料の溶媒希釈ICP-OES法について発表しました。
インパクト ICP-OES(誘導結合プラズマ発光分光分析:Inductively Coupled Plasma - Optical Emission Spectroscopy)は、単元素ごとに測定する原子吸光分析に代わり、金属元素の測定には欠かせないものとなりました。その理由としてICP-OESは、高感度であり多元素を同時に測定でき、さらに油試料も前処理することなく溶媒希釈して測定できることです。しかし、便利なことばかりではなく、共存物質の影響により様々な干渉を受け、誤った測定値を出してしまうこともあります。本報告では、ICP-OESの装置構成、油試料測定における分光干渉および物理干渉の例などについて説明しました。
発表題目:“ここがポイント”油中元素のICP分析

「環境と新冷媒 国際シンポジウム2016」にて発表

発表概要 2016年12月1~2日に神戸国際会議場で開催された「環境と新冷媒 国際シンポジウム2016」にて、HFO冷媒用冷凍機油の開発について発表しました。
インパクト 近年、ルームエアコンに使用される冷媒による地球温暖化への影響が問題視されており、温室効果の小さい冷媒の適用が検討されています。次世代冷媒の候補として、温室効果の小さいHFO(Hydro Fluoro Olefin)冷媒に注目が集まっていますが、HFO冷媒には安定性が低いという課題がありました。当社はこの課題を克服し、HFO冷媒と現行冷媒に兼用可能な新規冷凍機油を開発したことを報告し、技術力の高さをアピールしました。
発表題目:Development of Polyol Ester Refrigeration Oils for HFO Refrigerants

JETI(12月臨時増刊号)に掲載

発表概要 JETI(2016年12月臨時増刊号)に、当社のポリイソブチレンの技術開発に関する報文を掲載しました。
インパクト ポリイソブチレンは、イソブテンのカチオン重合により得られるポリマーです。人体に無害であることから、食品添加物・医療材料に用いられ、高いガスバリア性を持つ特性を活かして工業用途にも採用されている機能化学品です。
当社では、1980年代から製造を行い、食品添加物用として「ハイモール」、工業用として「テトラックス」の商品名で販売しております。
本報文では、当社のポリイソブチレン製造技術の概要と、今後の増産に向けた触媒・製造プロセスの改良について紹介し、当社の技術力をアピールしました。
発表題目:ポリイソブチレンの技術開発

2016年11月

第46回石油・石油化学討論会にて成果発表

発表概要 2016年11月17日~18日に、京都リサーチパーク(京都市)にて開催された第46回石油・石油化学討論会にて、弊社で開発中のFCAプロセスに関する研究成果を発表しました。
インパクト FCA(Fluid Catalytic Aromaforming; 流動接触芳香族製造)プロセスは、分解軽油とよばれる低品位留分から、ベンゼン・トルエン・キシレンなどの石油化学品を製造する新規プロセスです。分解軽油は、重油からガソリンを製造する流動接触分解装置の副生物であり、将来的に余剰が懸念されているため、有効利用法の一つとして本プロセスを開発しています。本発表では主に、スケールアップ技術開発の状況について紹介しました。
発表題目:FCAプロセスの開発 -第2報-
発表概要 2016年11月17日~18日、京都リサーチパークで開催された第46回石油・石油化学討論会にて、有機ハイドライドの脱水素触媒について発表しました。
インパクト 有機化合物を水素キャリアとする有機ハイドライド技術は、水素を貯蔵・輸送する将来技術として注目されています。有機ハイドライドは、常温・常圧において液体であるため、貯蔵・輸送が容易であることが特長です。当社では有機ハイドライドにメチルシクロヘキサン(MCH)を用い、その脱水素触媒の開発を行っています。当該触媒の活性金属であるPtに対する電子供与が、副反応を抑制するために有効であることを開発成果の一つとして発表しました。
発表題目:Pt系触媒による有機ハイドライドの脱水素

第40回電界技術討論会-ソーダ工業技術討論会-にて発表

発表概要 2016年11月17日~18日にアクトシティー浜松で開催された第40回電解技術討論会-ソーダ工業技術討論会-にて、トルエン電解還元技術の研究成果について発表しました。
インパクト 当社では、再生可能エネルギーを利用して効率的にトルエンからメチルシクロヘキサン(有機ハイドライド)を製造する手法の検討を行っています。今回は、トルエンの電気化学的還元において、電極を改良することで平均電流密度を従来の1.7倍に向上できる技術を発表しました。本成果は、有機ハイドライド製造の低コスト化につながる有用な知見となります。
発表題目:再生可能エネルギー利用を目指したトルエン電解還元の性能向上

29th International Microprocesses and Nanotechnology Conferenceにて発表

発表概要 2016年11月 8日~11日にANAクラウンプラザホテル京都にて開催された29th International Microprocesses and Nanotechnology Conferenceにて、研究成果を発表しました。
インパクト 資源の有効活用のため、従来、重油として利用されてきた原料を軽油等に転換させる技術が必要となっています。この技術開発には触媒失活の原因である触媒上に堆積したコークスの組成把握が必須です。そこでDART-TOFMS※1を用いて詳細に分析を行い、処理する原料により生成するコークスの組成が異なることが解明できました。本発表により、当社の触媒解析技術力の高さをアピールしました。
  1. ※1DART-TOFMS:Direct Analysis in Real Time–Time Of Flight Mass Spectrometry
発表題目:Characterization of coke, or carbonaceous matter, formed on CoMo catalysts used in hydrodesulfurization unit in oil refinery

第26回日本-サウジアラビア合同シンポジウムにて成果発表

発表概要 2016年11月8~9日に、サウジアラビア ダーランにて開催された第26回日本-サウジアラビア合同シンポジウムにて、FCAとZ-FORMINGプロセスに関する研究成果を発表しました。
インパクト 重油基材として広く利用されている分解軽油およびガソリン基材として利用されている軽質ナフサから効率的にBTX(ベンゼン、トルエン、キシレン)を製造するプロセスを開発しました。FCA(Fluid Catalytic Aromaforming; 流動接触芳香族製造)プロセスでは、LCOから高効率にBTXを製造でき、またZ-FORMINGプロセスでは、LPGや軽質ナフサからBTXを製造できるプロセスです。本発表では、各プロセスのコンセプトや技術開発の進捗を紹介しました。
発表題目:Development of the efficient process for producing BTX from fuel oil

第12回中日先端芳香族高分子会議にて発表

発表概要 2016年11月 1日、中国の上海にて開催された第12回中日先端芳香族高分子会議にて、共同研究先の東京工芸大学が透明ポリイミドに関して発表を行いました(当社は連名)。
インパクト 本研究は、透明ポリイミドに関するもので、共同研究先の東京工芸大学と当社が共同で開発したものです。スーパーエンプラの中で抜群の性能を有する有色ポリイミドの性能を保ったまま、無色透明化することが可能となり、さらに従来よりも低温で簡便な方法(化学イミド化沈殿法)でフィルムを作製することが可能になりました。当会議に参加している大学関係者や各企業に対して東京工芸大学とJXの技術力をアピールしました。本研究の成果である透明ポリイミドを用いることで、従来、ガラスでしかできなかった用途や光電デバイス用途に参入できる可能性があります。
発表題目:Low Temperature Film-fabrication Methods for Hardly Soluble Alicyclic Polyimides with High Tg

2016年10月

トライボロジー会議2016秋 新潟にて発表

発表概要 2016年10月14日に朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで開催されたトライボロジー会議2016秋にて、「酸化劣化に伴うアミン系酸化防止剤の化学変化」について発表しました。
インパクト 潤滑油には,長期間性能を維持するために酸化防止剤が配合されており,代表的なものとしてフェノール系およびアミン系の酸化防止剤があります。フェノール系については詳細な報告がされていますが,アミン系については,酸化防止機構は明らかになっているものの,酸化劣化機構についての詳細な報告例は少ないのが現状です。そこで当社では,アルキル化ジフェニルアミン(ADPA)の酸化生成物の分析を行い,その酸化劣化機構の解明を試みました。また,ADPAの酸化防止性に与える金属触媒の影響についても調査しました。
発表題目:酸化劣化に伴うアミン系酸化防止剤の化学変化
発表概要 2016年10月にトライボロジー学会主催のトライボロジー会議2016秋にて、当社研究員が塑性加工の潤滑性に及ぼす硫黄化合物の影響について発表しました。
インパクト 塑性加工に用いられる潤滑油には、極圧添加剤としてリン化合物や硫黄化合物を配合することが一般的です。弊社は分子構造の詳細を同定した硫黄化合物を用いて、潤滑性能との関係を把握する研究を進めています。また塑性加工用潤滑油は、硫黄化合物と他の添加剤とを併用することも頻繁に行われます。そこで複合系での評価も行い、報告しました。本発表は研究成果の一部であり、塑性加工用潤滑油に用いる硫黄化合物を中心とした添加剤の最適構造を示唆する研究として、参加者の注目を集めました。
発表題目:塑性加工の潤滑性に及ぼす硫黄化合物の影響 第4報
発表概要 2016年10月、新潟で開催されたトライボロジー会議2016秋にて、潤滑油の摩耗防止剤ジーアルキルホスホノ酢酸の作用機構について発表しました。
インパクト 生分解性潤滑油では、鉱物油ではなく脂肪酸エステルが基油に使用されます。脂肪酸エステル基油では、鉱物油で実績のある添加剤が必ずしも有効に作用するわけではなく、脂肪酸エステル基油に最適な摩耗防止剤が必要です。当社の研究開発において、ジーアルキルホスホノ酢酸が従来の摩耗防止剤よりも優れた性能を有することを見出しました。本研究では、同位体ラベルしたジーアルキルホスホノ酢酸を用いて作用機構を考察し、本研究発表を通じて、JXの技術力をアピールしました。
発表題目:同位体ラベル法を用いたジーアルキルホスホノ酢酸のエステル基油中における溶解状態に関する考察
発表概要 2016年10月のトライボロジー会議2016秋にて、冷媒雰囲気下での冷凍機油のトライボロジー特性について、東工大青木准教授および田中准教授と共同で発表しました。
インパクト ルームエアコンやカーエアコンなどの冷凍機の潤滑に使用される冷凍機油は、他の潤滑油と異なり冷媒雰囲気下で使用されるため、冷媒が冷凍機油のトライボロジー特性に及ぼす影響を把握することは、冷凍機の信頼性の確保や向上の観点から非常に重要です。本報では、冷媒雰囲気下において種々のリン系摩耗防止剤を使用した際の耐摩耗性向上メカニズムについて、リン系摩耗防止剤の化学構造や、摺動表面の元素分析結果を関連付けて考察しました。
発表題目:各種冷媒雰囲気下におけるPOE系冷凍機油のトライボロジー特性(第2報)
発表概要 2016年10月にトライボロジー学会主催のトライボロジー会議2016秋にて、ホスホン酸誘導体のトライボロジー特性について発表しました。
インパクト 近年、使用される機会が増えつつあるエステル基油においては、従来のリン系摩耗防止剤が十分に効果を発揮しない事象が確認されています。本研究では、エステル基油でも高い耐摩耗性を示すと報告されているホスホン酸誘導体に着目し、アルキレン鎖長等の化学構造の違いが耐摩耗性に与える影響について明確にしました。また、試験後の摺動部材の表面分析の結果から、ホスホン酸誘導体における潤滑メカニズムについても考察しました。
発表題目:ホスホン酸誘導体におけるトライボロジー特性に関する研究
発表概要 2016年10月に朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催されたトライボロジー会議秋にて、三重大学よりポリマー添加剤に関する共同研究成果が発表されました。
インパクト 近年、環境対策の一環として、自動車の省燃費技術が重要となってきました。省燃費対応エンジン油には、最適粘度特性を実現させるため、高性能な特殊ポリマー添加剤が配合されています。当社は、エンジン摺動部を想定した高圧環境におけるこれらポリマー添加剤の粘性特性に着目し、特殊な高圧装置を用いて三重大学中村研究室と共同で研究してきました。高圧場における粘性挙動とポリマー分子構造の関係を明確にするとともに、基礎研究力の高さをアピールしました。
発表題目:省燃費・環境適合を目指したポリマー添加油・エステル油の高圧粘度特性評価
発表概要 2016年10月に朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催されたトライボロジー会議秋にて、三重大学よりグリースに関する共同研究成果が発表しました。
インパクト 自動車をはじめ様々な機械システムに軸受が用いられ、半固体状潤滑剤のグリースで潤滑されています。近年、省エネルギー、省燃費のために軸受回転時のエネルギー損失の低減が不可欠となっており、グリースの最適設計がますます重要となってきました。当社は、軸受摺動時の高圧場におけるグリースの粘性(レオロジー)特性に着目し、特殊な高圧装置を用いて三重大学中村研究室と共同で研究してきました。高圧場における粘性挙動とグリース成分の関係を明確にするとともに、基礎研究力の高さをアピールしました。
発表題目:高圧固化グリース及び増ちょう剤の高圧レオロジー評価

第11回生産加工・工作機械部門講演会にて成果発表

発表概要 2016年10月に機械学会主催の第11回生産加工・工作機械部門講演会にて、当社研究員が‘非塩素系切削油の検討’を発表しました。
インパクト 近年の切削油は、環境への配慮の観点から塩素系切削油ではなく、硫黄系化合物と金属系清浄剤の一種である過塩基性スルホネートを組み合わせた製品技術が主流です。しかしながら、極めて高負荷な条件下においては塩素に優位性があります。この点金属系清浄剤の一種でありながら切削油にはあまり適用されてこなかったCaサリシレートを硫黄系化合物と併用することで、従来以上の切削性能を示し、条件によっては塩素系を超え得ることが分かったので報告しました。本研究発表を通じて、JXの技術力をアピールしました。
発表題目:非塩素系切削油の検討

ENEOS Technical Reviewに掲載

発表概要 ENEOS Technical Review(第58巻 第3号2016年10月)にFCAプロセスの開発に関する報文を掲載しました。
インパクト FCA(Fluid Catalytic Aromaforming; 流動接触芳香族製造)プロセスは、分解軽油とよばれる低品位留分から、ベンゼン・トルエン・キシレンなどの石油化学品を製造する新規プロセスです。分解軽油は、重油からガソリンを製造する流動接触分解装置の副生物であり、将来的に余剰が懸念されているため、有効利用法の一つとして本プロセスを開発しています。本報文では、FCAプロセス開発にあたってのコンセプトや、開発状況を紹介しました。
発表題目:FCA(流動接触芳香族製造)プロセスの開発 第2報

NEDO新エネルギー成果報告会にて発表

発表概要 2016年10月に開催されたNEDO新エネルギー成果報告会にて、木本バイオマスを原料とするセルロース系エタノールの一貫生産技術開発についてポスター発表しました。
インパクト 食料と競合しないセルロース系エタノールの一貫生産技術の確立を目指し、要素技術の組合せ評価から、並行複発酵が最もコストフィージブルであることを明らかにしました。また、2015年度中にパイロットプラントの設計を完了、建設に着工しました。さらに、想定した物質収支において、エネルギー供給構造高度化法における持続可能性基準(温室効果ガス排出量ガソリン比50%未満)を達成可能との試算値を得ました。今後はパイロットプラントの建設を完工し、運転検証により事業性評価に資するデータ取得を進めていく予定です。
発表題目:木本バイオマスを原料とする日本の持続可能性基準に適合するセルロース系エタノールの一貫生産技術開発及び事業性評価

2016年9月

第118回触媒討論会にて研究成果を発表

発表概要 第118回触媒討論会(2016年9月、岩手大学)にて、高反応性ポリイソブチレン合成に関する、東京大学との共同研究成果を発表しました。
インパクト 高反応性ポリイソブチレンは、潤滑油添加剤の原料等に用いられるポリマーです。より競争力のある、クリーンなプロセスの確立を目的に、ヘテロポリ酸を触媒として用いた高反応性ポリイソブチレン合成法の開発を行いました。発表では、担持触媒の評価結果や、添加剤が重合に及ぼす効果等について報告し、当社の技術力をアピールしました。
発表題目:ヘテロポリ酸触媒を用いた高反応性ポリイソブチレンの合成

Metal Forming 2016にて発表

発表概要 2016年9月にMetal Forming 2016(ポーランドAGH科学技術大学)にて、塑性加工の潤滑性能と硫黄化合物の関係について発表しました。また同内容はKey Engineering Materialsに掲載しました。
インパクト 効率的に塑性加工油の開発を行うためには、実製造ラインと相関するラボ評価方法を開発することが必要不可欠です。そこで弊社では、評価方法の開発にも注力しています。塑性加工用潤滑油では極圧添加剤として硫黄系化合物が用いられます。そこで弊社では分子構造の詳細を同定した硫黄化合物を用いて、潤滑性能との関係を把握する研究を進めています。本発表は研究成果の一部であり、塑性加工用潤滑油の新たな評価方法の提案と硫黄化合物の最適構造を示唆する研究として、参加者の注目を集めました。
発表題目:塑性加工の潤滑性能と硫黄化合物の関係

土木学会第71回年次学術講演会にて発表

発表概要 2016年9月に土木学会主催の第71回年次学術講演会(東北大学)にて、シールノックCRの開発について、株式会社大林組と共同で発表しました。
インパクト シールドトンネル工事は高水圧下での掘進となるため、安全確保の観点から掘進用マシンのテールシール部に、止水性に優れるグリースを充填し、地下水の流入を防ぎます。一方、トンネル周辺の地山を安定化させる裏込め材がテールシール部に浸入すると、グリースが短時間で硬化し、テールシール部やセグメントを破損させます。裏込め材が混入しても硬化が遅く、止水性にも優れる「シールノックCR」を大林組と共同開発し、工事の安全性向上に貢献しました。
発表題目:裏込め注入材で硬化しにくく止水・圧送性能のよい新型テールグリースの開発(その1)、(その2)

第65回高分子討論会にて発表

発表概要 2016年9月14日~16日、神奈川大学 横浜キャンパスで開催された第65回高分子討論会にて、共同研究先の東京工芸大学が透明ポリイミドに関して発表しました(当社は連名)。
インパクト 本研究は、透明ポリイミドに関するもので、共同研究先の東京工芸大学と当社が共同で開発したものです。スーパーエンプラの中で抜群の性能を有する有色ポリイミドの性能を保ったまま、無色透明化することが可能となり、さらに従来よりも安全な溶剤を用いてフィルムを作製することが可能になりました。当会議に参加している大学関係者や各企業に対して東京工芸大学とJXの技術力をアピールしました。本研究の成果である透明ポリイミドを用いることで、従来、ガラスでしかできなかった用途やオプトエレクトロニクス用フレキシブル基板用途等に参入できる可能性があります。
発表題目:様々な溶媒中で調製したビススピロノルボルナンテトラカルボン酸二無水物から得られる無色透明脂環式ポリイミド

InterOpto2016に出展

発表概要 2016年9月14日~16日、パシフィコ横浜で開催されたInterOpto2016に、ナノインプリント技術を用いた新規開発品「高耐熱位相差板」等を展示しました。
インパクト 当社ではナノインプリント技術を用いて、光学分野を中心にフィルムおよびガラス基板製品の開発を行っています。
本展示会では、無機材料を用いたナノインプリント加工という独自技術を活かした新規開発品「高耐熱位相差板」を初めて展示し、大面積・高耐熱・広い入射角依存性等の特長をアピールしました。
また、同じくナノインプリント技術を応用した「反射防止フィルム」、「加飾フィルム」等も展示し、既存分野に限らず、新規分野のお客様からも多くの問い合わせをいただく有意義な出展となりました。

国際学会であるPolycondensation 2016にて発表

発表概要 2016年9月11日~15日、ロシアのモスクワとサンクトペテルスブルグにて開催されたPolycondensation 2016にて、共同研究先の東京工芸大学が透明ポリイミドに関して発表しました(当社は連名)。
インパクト 本研究は、透明ポリイミドに関するもので、共同研究先の東京工芸大学と当社が共同で開発したものです。スーパーエンプラの中で抜群の性能を有する有色ポリイミドの性能を保ったまま、無色透明化すること、さらに従来よりもフィルム作製温度を100℃ほど低温にすることが可能になりました。当会議に参加している大学関係者や各企業に対して東京工芸大学とJXの技術力をアピールしました。本研究の成果である透明ポリイミドを用いることで、従来、ガラスでしかできなかった用途や新規用途に参入できる可能性があります。
発表題目:Highly Transparent Alicyclic Polyimide Films Fabricated at Low Temperature

第50回宇宙科学技術連合講演会にて発表

発表概要 2016年9月 8日、函館アリーナにて開催された第50回宇宙科学技術連合講演会にて、当社の炭素繊維複合材料を使用した宇宙暴露実験について発表しました。
インパクト 当社は、過酷な宇宙環境でも優れた寸法安定性を有する炭素繊維材料(プリプレグ)を開発し、これまで様々な人工衛星に採用されました。本発表では、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で実施中のCFRP製軽量高精度反射鏡の宇宙長期暴露実験の状況について報告しました。この反射鏡は、ISSの軌道にて2年間以上にわたり暴露した後、地上に持ち帰り、熱サイクル・紫外線・放射線・原子状酸素等の複合環境に対する経年劣化を評価する予定です。当社材料の耐久性が証明されることを期待しています。
発表題目:国際宇宙ステーション船外プラットフォームを用いた軽量高精度 CFRP 鏡の長期宇宙曝露実験(CAGOME)

化学工学会第48回秋季大会にて発表

発表概要 2016年9月 7日、化学工学会主催の化学工学会第48回秋季大会(徳島大学)にて、低品位石油留分を高付加価値なBTXに高効率で変換するFCAプロセスについて発表しました。
インパクト 接触分解装置から併産される分解軽油は主に重油基材に利用されておりますが、重質油の需要減退が顕著となる中、余剰が懸念されています。当社では分解軽油を高付加価値なBTXに高効率で変換する、FCA(Fluid Catalytic Aromaforming)プロセスを開発しています。本発表ではFCA反応の概要やスケールアップ技術開発の状況について紹介し、当社の技術力をアピールしました。
発表題目:FCAプロセスの開発

国際学会であるMoDeSt2016にて発表

発表概要 2016年9月 4日~8日、ポーランドのクラクフにて開催されたMoDeSt2016にて、共同研究先の東京工芸大学が透明ポリイミドに関して発表しました(当社は連名)。
インパクト 本研究は、透明ポリイミドに関するもので、共同研究先の東京工芸大学と当社が共同で開発したものです。スーパーエンプラの中で抜群の性能を有する有色ポリイミドの性能を保ったまま、無色透明化することが可能となり、さらに従来よりも簡便な方法(化学イミド化沈殿法)でフィルムを作製することが可能になりました。当会議に参加している大学関係者や各企業に対して東京工芸大学とJXの技術力をアピールしました。本研究の成果である透明ポリイミドを用いることで、従来、ガラスでしかできなかった光学用途やデバイス用途に参入できる可能性があります。
発表題目:Colorless and High-temperature Polymer Film for Optoelectronic Devices-Alicyclic Polyimides

2016年8月

第9回日中韓石油技術会議にて研究成果を発表

発表概要 第9回日中韓石油技術会議(2016年7月、韓国)にて、軽油脱硫触媒開発に関する研究成果を発表しました。
インパクト 当社は触媒メーカーと共同で軽油脱硫触媒の開発に取り組み、運転コスト低減に寄与する高活性で使用期間が長い触媒の実用化に成功しました。近年開発した触媒では、その功績が認められ平成26年度石油学会技術進歩賞を受賞しています。本発表では、これまでの軽油脱硫触媒開発の経緯と、更なる脱硫活性向上のために触媒担体を改良し、従来触媒対比1.2倍の脱硫活性向上に成功したことを報告しました。今後も脱硫触媒の性能向上に取り組み、環境に優しいサルファーフリー軽油の生産性向上に取り組んでいきます。
発表題目:Development of highly active hydrodesulfurization catalyst for sulfur-free diesel fuel production

2016年6月

28th CIMAC WORLD CONGRESS 2016にて発表

発表概要 2016年6月 9日、ヘルシンキ(フィンランド)で開催されたCIMAC WORLD CONGRESSにて、LNG燃料機関用シリンダ油の開発について発表しました。
インパクト 3年毎に開催される船舶用機関に関するCIMAC WORLD CONGRESSがヘルシンキで開催され、LNG機関用シリンダ油の開発について世界で初めての発表を行いました。本シリンダ油は、GI(Gas Injection)機関のみならず過早着火の抑制性に優れるためDF(Dual Fuel)機関への適用も可能です。さらに、一般海域の燃料硫黄分規制が0.5%となった場合には、すべての規制対応燃料に適応可能のシリンダ油となります。
発表題目:Development of Cylinder Lubricant for LNG-fuelled 2-stroke Engines

第36回石油学会絶縁油研究発表会にて発表

発表概要 2016年6月に石油学会主催の第36回石油学会絶縁油研究発表会にて、当社研究員が「絶縁油成分が及ぼすStray Gassing試験への影響」の題目で発表しました。
インパクト 電気インフラとして必須機器である変圧器には通常、冷却および絶縁を目的として絶縁油が使用されています。変圧器のメンテナンスには絶縁油に溶解している油中ガスを分析する診断技術がありますが、近年、従来の知見では原因が特定できない大量ガス発生現象(Stray Gassing)が報告されるようになりました。この現象に絶縁油のいかなる成分が影響を及ぼすのか、様々な観点から検討を行い、各因子のインパクトを明らかにしました。参加者には、国内絶縁油トップメーカーであるJXの技術力をアピールできました。
発表題目:絶縁油成分が及ぼすStray Gassing試験への影響

ENEOS Technical Reviewに掲載

発表概要 STEMの観察原理や2015年度導入装置の基本性能と特長および分析例の紹介をENEOS Technical Review(第58巻 第2号 2016年6月)に掲載しました。
インパクト STEM(Scanning Transmission Electron Microscope)は多様な情報を得られ、様々な分野で幅広く基礎研究や技術開発に活用されており、石油精製に必要な脱硫触媒などの研究開発に欠かせない分析装置の一つであることに加え、今後ますます高度化、多様化する研究開発に対応するため、新たにSTEMを導入しました。本稿では、STEM観察原理、基本性能と特長に加え、得られる情報(分析例)について紹介しています。この観察技術を活用することで、当社の研究開発が大きく加速されることが期待されます。
発表題目:走査透過電子顕微鏡(STEM)の紹介

複合監視装置による異常検知技術の開発

発表概要 ENEOS Technical Review(第58巻 第2号2016年6月)に製油所の安全性向上に向けた異常検知技術開発成果が掲載されました。
インパクト 製油所における可燃性ガス発生の有無、煙発生、異常音を自動検知できる安全を確保するための監視装置を軽量化しました。加えて、赤外画像の解析機能を付加することで、油蒸気発生の検知や、装置内ガスセンサにファンを組み込むことにより、ガス漏えいの早期検知が可能となりました。本監視装置により製油所の安全性をさらに高めることができるようになりました。
掲載題目:複合監視装置による異常検知技術の開発(第2報)
掲載先:ENEOS Technical Review 第58巻 第2号

2016年5月

第23回燃料電池シンポジウムにて発表

発表概要 2016年5月26~27日に開催された第23回燃料電池シンポジウムにて、再生可能エネルギー利用を目指した有機ハイドライド電解還元技術について発表しました。
インパクト 当社では、再生可能エネルギーを用いてCO2フリー水素を効率的に製造・貯蔵する手法として、PEM電解槽を用いて有機ハイドライドであるトルエンを電気化学的に水素化する「電解還元技術」について研究しています。本発表では流路構造等の改良により流体の拡散性を向上させ、アルカリ水電解並の電流密度を達成したことを発表しました。
発表題目:再生可能エネルギー利用を目指した有機ハイドライド電解還元技術

第65回高分子学会年次大会にて発表

発表概要 2016年5月26日、神戸国際展示場にて開催された第65回高分子学会年次大会にて、当社が開発した透明ポリイミド用モノマーに関するポスター発表を行いました。
インパクト 当社では、剛直なノルボルナン骨格を有するポリイミド用モノマーを開発しました。一般的なポリイミドは茶色~黄色に着色していますが、このモノマーを用いると、無色透明化することができます。また、ポリイミドの従来の長所である耐熱性をほぼ維持しながら、高い溶剤可溶性を付与することができ、加工性が向上しました。これらの特徴を活かし、新しい用途への参入が期待されます。当日のポスター発表では、多くの大学・企業関係者の方々に発表を行い、当社の技術力をアピールすることができました。
発表題目:新規透明ポリイミド用モノマーの合成とそのポリイミド物性

自動車技術会春季大会にて、日産自動車と共同発表

発表概要 2016年5月25~27日に開催された自動車技術会春季大会にて、低粘度省燃費エンジン油の開発について日産自動車と共同で発表しました。
インパクト 近年、エンジン油は更なる省燃費性向上のため、粘度を下げる動きが進んでいます。当社は日産自動車と共同で低粘度のエンジン油開発を行い、粘度を下げても摩耗の影響が少ない基油、添加剤配合を確立しました。また開発油は、粘度を下げたことに加えて、当社独自の添加剤技術を適用したことにより、従来の日産自動車の省燃費油から更に大幅な燃費向上を達成しました。本油は国際的なエンジン油規格API SNの認証も取得済みです。
発表題目:API SN 0W-16低粘度省燃費エンジン油

STLE(Society of Tribologists and Lubrication Engineers)にて発表

発表概要 5月18日に米国で行われたSTLEにて、東京工業大学との共同研究テーマである自動車用潤滑油の添加剤に関する研究成果について発表しました。
インパクト 当社と東京工業大学との間で、自動車用潤滑油に使用される添加剤について共同で研究してきました。耐摩耗作用を持つリン系添加剤と各種極性化合物を油中共存させた状態で摩擦特性を調査し、極性化合物の種類ごとの摩擦摩耗メカニズムを明らかにしました。メカニズム解明にあたり、新たな化学分析方法によるアプローチを提案し、当社の基礎研究の技術力をアピールしました。
発表題目:Elucidation of the Action of Functional Groups in the Coexisting Ashless Compounds on the Tribofilm Formation and Friction Characteristic of ZnDTP-Formulated Lubricating Oils

トライボロジスト誌に解説掲載

発表概要 2016年5月、日本トライボロジー学会誌「トライボロジスト」にシールドマシン用テールシールグリースに関する解説が掲載されました。
インパクト 都市部の地下には、鉄道、道路、上下水道、電力、ガス、共同溝、地下河川、地下貯水槽などのトンネルが無数にあります。都市部では、既存構造物や用地問題などの制約により地上からの開削トンネル工事は難しく、また工事の安全性と工期の観点から、シールドマシンを用いたシールド工法によるトンネル工事が主流となっています。シールド工法に使用するテールシールグリースの要求性能、種類、耐水圧性評価方法、製造方法などを解説し、当社技術の高さとトンネル工事への安全貢献度をPRしました。(Vol.61/No.5/2016/P308)
発表題目:シールドマシン用テールシールグリース

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