ENEOS Power / ENEOSの特別高圧・高圧電気

電気事業の概要

20年にわたる安心の実績

当社は1998年に電気事業に参入し、オフィスビル、倉庫、学校、レジャー施設などに電気をお届けしてまいりました。また、電力会社向けにも卸供給しています。

2016年4月に、家庭用電力「ENEOSでんき」の販売を開始しました。2019年度の販売実績は業務用・家庭用あわせて約56億kWhにのぼり、2020年12 月時点で76万件のご契約をいただいています。

全国に発電所を保有

ENEOSグループは全国に発電所を保有し、これらを主力電源とした電気の安定供給に貢献しています。また、これらの自社発電所を主力電源とし、お客さまに安定的かつ安心して電気をご使用いただけるよう努力しています。なお、より多くのお客さまに電気をお届けするため、発電所の新設・増強も積極的に検討しています。
さらに、再生可能エネルギー由来の電気販売、太陽光や風力などのFIT電気の活用にも取り組んでいます。

FIT電気:太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギー電源を用いて発電され、固定価格買取制度(FIT)によって電気事業者に買い取られた電気。

主な発電施設

2023年11月現在 製油所など自家使用除き発電能力

  • 川崎天然ガス発電所

    発電能力:80万kW
    (当社引き取り42.1万kW)

    発電方式:火力
    (ガスタービン複合発電)

  • 鹿島製油所

    発電能力:11万kW

    発電方式:火力
    (ボイラータービン発電)

  • 仙台製油所

    発電能力:9万kW

    発電方式:火力
    (ガスタービン複合発電)

  • 大分製油所

    発電能力:13.7万kW

    発電方式:火力
    (ボイラータービン発電)

  • 水島製油所

    発電能力:6万kW

    発電方式:火力
    (ボイラータービン発電)

  • 根岸製油所

    発電能力:34.2万kW

    発電方式:火力
    (ガスタービン複合発電)

  • 麻里布製油所

    発電能力:13.2万kW

    発電方式:火力
    (ボイラータービン発電)

  • 川崎製油所

    発電能力:4.1万kW

    発電方式:火力
    (ボイラータービン発電)

CO2排出量削減につながる、再生可能エネルギーで発電される電気の調達

太陽光・バイオマス・水力等の再生可能エネルギーで発電される電気を調達し、環境負荷の低い電気事業の推進に積極的に取り組んでおります。

主な再生可能エネルギー電源の調達先

  • 川崎バイオマス発電所

    発電能力:3.3万kW

    発電方式:バイオマス(再生可能エネルギー)

    ■調達先事業会社:川崎バイオマス発電株式会社

    川崎バイオマス発電株式会社のウェブサイトはこちら

  • 室蘭バイオマス発電所
    (GGL認証取得)

    発電能力:7.4万kW

    発電方式:バイオマス(再生可能エネルギー)

    ■調達先事業会社:ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社

    ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社のウェブサイトはこちら

  • 柿の沢水力発電

    発電能力:0.3万kW

    発電方式:水力

当社の電源構成・当社の非化石証書使用状況
再エネ電力メニュー/再エネ電力(FIT)メニュー/CO2フリー電力メニューの
電源構成・非化石証書使用状況のCO2排出係数

◆当社の電源構成(※1)
2021年度供給電力分実績値
  • ※1.当社は、非化石証書の使用により、一部のお客様に対して、実質的に二酸化炭素排出量がゼロである電源100%のメニューにて電気を販売しております。この電源構成については、当該メニューを含んでおりません。
    旧一般電気事業者の発電部門の不特定の発電所から継続的に卸売を受けている電気(常時バックアップ)については、旧一般電気事業者の電源構成に基づき仕分けています。
  • ※2.この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。
  • ※3.この電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客さまも含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われており、
    CO2が排出されないことを始めとする再生可能エネルギーとしての価値を訴求するにあたっては、制度上、非化石証書が必要とされています。
    本グラフにて表示しているFIT電気は、CO2排出量について火力発電なども含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。
  • ※4.この電気は、一般送配電事業者からのインバランス(補給)供給を受けた電気のほか、他社から調達した電気で電源が特定できないものが含まれます。
  • ※5.構成比の合計は、端数処理の関係で100%にならない場合や、内訳の合計が異なる場合があります。
◆当社の⾮化⽯証書使⽤状況 (※1)
2020年度供給電力分実績値
  • ※1.当社は、非化石証書の使用により、一部のお客様に対して、実質的に二酸化炭素排出量がゼロである電気100%のメニューにて電気を販売しております。この非化石証書使用状況については、当該メニューを含んでおりません。
  • ※2.非化石証書の使用状況には、2022年1月から2022年12月発電分の非化石証書を充当しています。
◆再エネ電力メニュー 電源構成・非化石証書使用状況
2022年度供給電力分実績値(内側円:電源構成 外側円:非化石証書使用状況)
2023年度供給電力分計画値(内側円:電源構成 外側円:非化石証書使用状況)
◆再エネ電力(FIT)メニュー(※1・2) 電源構成・非化石証書使用状況
2022年度供給電力分実績値(内側円:電源構成 外側円:非化石証書)
2023年度計画値(内側円:電源構成 外側円:非化石証書使用状況)
  • ※1.FIT電気を含みます。
  • ※2.この電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客さまも含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われており、CO2が排出されないことを始めとする再生可能エネルギーとしての価値を訴求するにあたっては、制度上、非化石証書が必要とされています。
CO2フリー電力メニュー(※1) 電源構成・非化石証書使用状況
2022年度 実績値
2023年度 供給電力分計画値
  • ※1.本メニューの電源は石油火力によるものですが、非化石証書の使用により、実質的に、二酸化炭素排出量がゼロの電源を調達しています。
CO2排出係数

2022年度のCO2排出係数は、0.459kg-CO2/kWh(調整後排出係数)です。(※1)

  • ※1.2023年度のCO2排出係数は、数値確定後の掲載を予定しております。